聖一国師が招聘して創建。夏の祭りの代名詞「博多祗園山笠」の発祥地
博多観光スポット
聖一国師が招聘して創建。夏の祭りの代名詞「博多祗園山笠」の発祥地
萬松山 承天寺(ばんしょうざん じょうてんじ)は仁治3年(1242)に
大宰少弐武藤資頼(だざいしょうに むとうすけより)が円爾弁円を招聘し、宋出身の貿易商・謝国明(しゃこくめい)の援助により創建された寺院。
聖一国師 円爾弁円(しょういちこくし えんに べんねん)が、
宋から「うどん」「そば」「饅頭」などの製法を持ち帰り、粉食文化を広めた事で
うどん・そば・羊羹・饅頭などの製法が最初に伝えられた場所とも云われており、
博多の夏祭りとして全国的に有名な『博多祗園山笠』の発祥の地でもあります。
現在の山笠でも、承天寺は「清道」と呼ばれる大事な場所に指定されており、
山笠が「勢い水」と呼ばれる大量の水を浴びながら博多を走り抜け、
承天寺前の細い道をぐるりと巡って「男衆が住職に一礼する」という形で、その歴史は受け継がれています。
博多織を始めた満田弥三右衛門(みつたそうえもん)らの墓があり、
庶民の博多の歴史を伝える大事な寺院でもあります。
名称 | 萬松山 承天寺 |
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住所 | 博多区博多駅前1-29-9 |
アクセス | 地下鉄 「祇園 4番出口」 徒歩4分 |
時間帯 | 9:00~17:00 |
料金 | - |
お問い合わせ先 | 092-431-3570 |